カスタマイズ前の状況とやりたいこと
今回は月額数万円のkintone伴走サポートを利用していたお客様からの相談でした。
伴走開始から1年ほど経過しており、現在は軽微なカスタマイズくらいしかない中で、伴走コストの負担に疑問を持ち始めているとのことでした。
無料プラグインなどを調べながらできることはやってみようと思ったが、やはりノウハウの不足でなかなかうまくいかない状況。
kintoneを効果的にカスタマイズするには知識量、コードの知識、経験値が少なからず必要になってきますが、普通はそのどれも持ち合わせているはずがありません。
そんな中、この打開方法を複数の業者さんに相談してみているうちに伴走費用の安価な弊社へもご相談いただく機会があり
色々とざっくばらんにお話をしている中で
「軽微なカスタマイズくらいならAIでもいけるんでじゃないか?」
というアイディアが出てきました。
「チャット形式でお願いして実装までしてくれたらいいよね」
AIは普段から使っていて馴染みのあるというGeminiをチョイス。
ということで、いざ要件定義を進め、実装をすることになりました。
カスタマイズ後の状況
AI開発が絡んでくると、どこまでAIに任せるか?どこまでやれるようにするか?
という、手綱とのバランスがとても重要になってきます。
「簡単なカスタマイズって何?」という定義をどうするか、これが肝になってきます。今回は
「ボタンを押すことで何かができる」+「よくあるカスタマイズ」
を軸にできる範囲を決めていきました。そうして出来上がったのが
「AIチャットに相談することでコードを書かずに簡単なカスタマイズを実装できる環境」
です。
kintoneのカスタマイズ人もルールがあるので、「いつ実行するの?」「どのレコードを対象にするの?」「どんな処理にするの?」などはチャットが丁寧にヒアリングしてくれます。

あとはそのヒアリング結果をもとにAIがカスタマイズを組み立てて最終確認。
AIの勘違いもたまにあるので、ちゃんと手動での修正もできるように最終確認はユーザー様に委ねます。

問題なければ実行!という感じです。背景が青になってますね。実装成功です。

これくらいのカスタマイズの場合でも、「実現するためのプラグインの知識」または「プログラミング知識」のどちらかが必要になります。
でもこれなら知識がなくても思いついた時にささっとできてしまいます。
結果的に、AIに伴走をお願いしているような状況を作ることに成功しました。
もしAIにできないことが発生したら弊社に別途ご依頼いただけるとのことでした。
※本件はAPIトークンなどを取り扱うため、プラグイン形式で納品しております。
実装費用目安
今回の実装費用は265,000円でした。
これで月額の伴走固定費は0になりました。
ただし、Geminiの有料APIプランを別途ご登録いただく必要があります(取り扱う情報をAI学習に利用させないため)。
GeminiのAPI通信は従量制ですが、非常に安価なので、1つのカスタマイズを構築するのにかかる金額は約20円から50円です。
驚愕のコスパです。簡単なカスタマイズとはいえ、50円で実装してくれるのです。笑
ですので、2000円もチャージしておけばしばらく困りません。(自動チャージも対応しているようです)
こちらの実装はユーザー様の許可を得て、汎用プラグイン化を進めております。
2026年7月にはリリース予定ですので、リリース通知が欲しい方はお問い合わせから「AIチャットカスタマイザーリリース通知」と本文に添えて送信しておいていただければ幸いです。
Have a nice kintone!